みなさんこんばんは。
ときめく夏いかがお過ごしでしょうか。
成田市民です。
皆さんご存じかと思いますがトライアルってお店ありますよね。
一昔前までは不良の溜まり場のイメージしかありませんでしたが時代も移りいい方向へ変え続けているのではないかと個人的に感じております。
お弁当おいしいですし企業努力の価格で庶民の味方です。
先日の午後2 時頃
51号線を窓全開で流れます。
この熱気と内から湧き出る高揚感
夏の口火が切られたのではないでしょうか。
成田は海が近くにあるわけではないのですが夏はこの曲を流したくなりますね。
待ちわびた夏、自由に音楽が聴ける幸せにもう言うことがありません。
ふとトライアル酒々井店が目に留まります。
偏ったストアレポートへの使命感もあり無意識にハンドルを敷地の方へ傾けます。

小さいころ私の父は、買い物に出かけた際にこのような立体駐車場があると必ずと言っていいほど、屋上に停めていたのですが、ある時なぜかと聞くと
馬鹿と煙は高いところが好きだからなんだよ
そんな風に答えていました。
私は屋上がとっても好きです。
同じ世界なのに視点の高さを変えるだけで全然異なって見えるのが好きなのかもしれません。
だからきっと私は馬鹿なのだと思います。

迷わず上へ向かいます。
残念ながら屋上は閉鎖されておりましたので3階へインします。

おわかりでしょうか。
上が透ける仕様の為、自然光が入ってきます。
これはナイスです。
思わず声が出そうになります。
広いということもあるのか光はところどころ入っては来るのですがなんとなく薄~く暗い、映画のワンシーンのような空気感が漂います。
この空気感、もう我慢できません。
内側を知りたい
衝動にかられます。

Damn, bro
模範的なLiminal Spaceを引き当ててしまいました。
床も壁ももしかしたら建築時からの当時ものでしょうか。
期待値と鼓動が跳ね上がります。
ちなみに建物について詳細を調べたところ
建物自体は1995年5月31日に完成。
土地に関しては昔は畑だったところを合筆して大きなひとまとまりの土地にしたようです。
東京の今も実在する会社が過去に所有しておりました。
会社情報を見る限り建築にも携わっているのではないでしょうか。
当時はダイエーグループのハイパーマートという大型商業施設として営業を開始。
てっきりダイエーが所有していたのかと思いましたが賃貸だったようです。
ハイパーマーケットという業態で営業を開始しました。
“ハイパーマーケット(Hypermarket)とは、衣食住全てを扱う郊外立地の倉庫型・集中レジ方式の総合スーパーの1つの形態
主にヨーロッパで広く見られる小売業態で、米国ではスーパーセンターの名称で呼ばれている”
※Wikipediaより引用
全国に36店舗あったそうですが、当時の日本企業でこの業態を取り入れたのはハイパーマートが初との事でした。
さすがダイエーグループ。
ただ時代の流れもあり2002年8月31日をもって閉店しております。
その後はトライアルが建物を借り営業し
今から約2年前に建物および土地を元の所有者から買い取っています。
すごいことですよね。
トライアルさんイケイケです。

奥に進みますが
これはやられてしまいました。
屋上駐車場が閉鎖されていることにより生まれる立ち入り禁止。
立ち入り禁止
階段
暗くて先が見えない
私が建物を好きになったきっかけになった商業施設がまさにこの状況にありました。
ただそこは1970年代の建物でしたので
崩れかけており完全に上階が闇の中に覆われておりひどい有様でした。
5歳くらいだったかと思いますが、あの怖さと好奇心が混ざる感覚が今でも忘れられません。
ちなみにその建物は東日本大震災の影響もあり解体されてしまいました。

こういうのなんですよ。
書けば書く程、頭の中を疑われますがこの感覚を共有できる方がいればうれしいに尽きます。

移動式スロープが静かに作動してます。
それにしても敷地が広いですね。
海外の大型スーパーを参考にしていることもあり、なんだか一瞬日本にいることを忘れそうになってしまいます。

照明もしっかり落ちておりたまりません。
奥が気になるけど一応大人だからなぁ
そんな下らない言い訳を頭の中に並べます。

既視感があったのですがきっと64マリオのクッパの階段ですね。
伝わる人いるかなぁ。この貴重な不安感、街に残していきたいですね。

長くなりましたが店内へ
立ち止まってあたりを見渡すと誰もいない。
店舗内は非常に広く時折、世界には自分しかいないのではないだろうかという、一種の孤独感と開放感が心を包みます。
Lowのつまみを9時の方向に回したくらいの心地よいスーパーマーケットミュージックが頭上から流れており、シャザムをしつつ店内を散策します。
さすがに什器や看板は新しくなっており壁際等、躯体を攻めることにします。
変えるのが大変な箇所ですね。
だからこそ当時のニオイが残っている可能性を感じます。

お!
判定が怪しいのですがこれなんか当時から余り手を加えていない感がありいなたいです!

ゲームセンターは比較的新しい感じがしますね。
天井の空模様のクロスが不安をあおってなかなか悪くありません。
筐体が古かったりしたら買取の交渉をしてしまっていたかもしれませんが特筆すべき点はございませんでした。

メインエントランスです。
なんでしょうね、エントランスは鮮やかイエローなのですがこのうす暗さ、店内はめちゃくちゃ広くて静かで怖い。
コンボをキメに来ているようです。
こういう建物は大切にするべきですね。
ブログの情報収集にあたり、お世話になっている某先輩よりハイパーマート時代のお話を伺いましたが、ここで書けるような内容ではなかったため割愛をさせていただきます。

24時間営業・くすり
強烈です。なにか底知れないものを感じます。
きっと色んなことがこの建物内で起きたのでしょう。
多くの人が出入りする事業用物件あるあるです。

上から見た図です。
無数のタイヤ痕を確認できます。
車止めがなかったため当時ドリフトが可能だったようです。
もしかしたら今、屋上が閉鎖されているのにも何か因果関係があるのではないかと勘繰りますが本日はここで締めさせていただきたいと思います。
皆さんもぜひトライアル酒々井へお越しくださいね。
本日もありがとうございました。
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