みなさんこんにちは。
広げておりますでしょうか。
成田市民です。
以前、別の記事でもまとめた通り
現在成田空港は2029年の”第二の開港”に向け
第二滑走路(B滑走路)の延長および
第三滑走路(C滑走路)の新設に向け日々工事が進められております。
第3滑走路(C滑走路)の建設予定地に関する記事につきましては
下記の通り過去にまとめておりますのでこちらもご参照くださいませ。
※それぞれ画像をクリックすると記事に飛びます。


今回は延長予定の第二滑走路(B滑走路)の現地レポートの記事となります。
空港の周りは市街化されていない為
実際の開発現場をご覧になった事がある方は
成田にお住いの方でも多くはないのではないでしょうか。
生きてきた中で目の当たりにする開発の中では最も巨大なものとなり
大きな変化の時代を生きている実感を感じることが出来ます。
実際の現地の様子を当ブログを通し認識していただくことで
今、成田という場所で何が起きているかを感じて頂けるかと思います。
目次
突如現れる造成工事現場

2026年3月某日
奥が見えないような林の中
成田ゆめ牧場の方に用があり車を走らせていると
ふと
戸惑うほどに目の前が急に明るくなります。


Oh….
言葉を失います。
夢かと思うほどの大開発の光景
ひとまず車を停め状況を確認します。



山が切り開かれる造成工事現場
尋常ではない規模であることが写真から読み取れるかと思います。
そのちょうど上を飛行機が着陸態勢で次から次へと飛んできます。
なにか工事内容の手がかりがないか周辺も探してみると

どうやら既存の農業用の水管を撤去し新しいものに移設する工事のようですね。
なぜそのような工事をやっているのか。
ここまで大規模なことになっているのかを解説していきたいと思います。

第二滑走路(B滑走路)延長による開発

2026年現在 ※青丸の部分が現在造成工事中

2029年完成予定 工事予定図 ※NAA公式サイトより引用。
場所からすると今いる場所は左側の青丸の”調整池”に該当するようです。
同スケールのGoogle Mapの切り抜きと比較すると分かりやすいですね。
また、Google Earthで視点を上げてみると
ちょうど造成工事を行っている場所が第2滑走路の延長線上であることが伺えます。

ちなみに今回でいう調整池というのは
空港の敷地周辺に雨が降った際に、
空港内の雨水が一度この調整池に集められ、
時間をかけて最終排水路へと流されます。
理由は簡単です。
空港は巨大な敷地の殆どがアスファルトで舗装されており
雨が降っても地面に沁み込みません。
どこかに水の逃げ道が必要になります。
もし空港に大雨が降りそれが一気に空港の外に流れ出てしまうとどうなるか。
近隣のエリアの洪水や浸水確率が跳ね上がります。
そのため都市計画法等でこのような巨大な施設を作る際は
近隣に一気に雨水が流れ出ないような形にしようね、ということです。
世の中の何もかも頭の良い人が考えた上で創られておりますね。
農業用水管の工事も
このような開発を行うと土地の形が大きく変わってしまうため
既存の農業用水管を撤廃し新しい空港に合わせた形の水管をセットしていく流れです。
それにしても凄まじい開発です。
造成工事現場の方に降りてみたいと思います。
変わり果てた過去の姿

2026年現時点では
元々農道だった道を通り下まで降りることが出来ます。
奥まで進んでいくと







人間のサイズなんかちっぽけなものであると再認識させられるような巨大な造成現場。
ここがいずれは調整池となり大量の排水が一時保管される場所になるのではないか。
具体的な完成イメージを見つけることが出来なかったのですが
現在公開されている地図と照らし合わせるとこの場所の確立が高いのではないかと思います。
この間にも飛行機が高頻度で飛び交います。
着陸態勢でこちらに近付いてくるので音がとにかくすごいです。
なんなら物音がほとんどしない誰もいないこの巨大な空間で
全ての音をさらっていくようなエンジンの轟音が鳴り響き
ちょっと恐怖心すら覚えます。ビビりですからね。
現地のビデオも掲載します、音量に注意してください。


実はこの場所は過去にも来たことがあり
どこか面白そうなところがないか軽トラで爆走してた際に迷い込みました。
左が2024年 右が2026年の同じ場所です。
全く異なりますね、ここはもともと行き止まりだった為
2024年時点でもどこか寂しく不思議な雰囲気がありました。
感覚的にポケモンのさいはてのことうを思い出します。

造成工事前との比較 2023年


左2023年 右2026年


左2023年 右2026年
もはや同じ場所なのかもわからなくなりますね。
人間の持つ力強さと同時に恐ろしさを感じます。
1978年の成田空港開港以来
この国際空港に最も大きな変化が訪れようとしています。
時代が大きく変わる瞬間に立ち会えることは
私としてはこの人生において何にも代えられない貴重な経験です。
まとめ
今回は成田空港第二滑走路延長部分の大規模工事の現地のリアルな様子となりました。
“第二の開港”に向け急ピッチに進められている開発。
本日ご紹介した景色も途中経過でしかなく
存在した風景が完全に消えてゆく日も遠くありません。
引き続き空港拡張に関する定点観測記事も随時更新して参ります。
今回は延長線上の先端の方になりますが
後編はもっと空港寄りの場所についてご紹介をさせていただきます。
本日もありがとうございました。
成田市民ブログをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント