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【成田】2025年12月1日 成田市花崎町で起きたアパート火災について

みなさんこんにちは。

書くべきか悩んだ話となりますが

事実を知って頂きたく

今回記事として残させていただきます。

 

2025年12月1日

成田市花崎町のアパートで火災が発生しました。

 

※成田ケーブルテレビより引用

当時私も花崎町におりましたが

外に出ると明らかに何かが焼けた匂いが駅の方まで漂い

サイレンの音は鳴りやまず

一本松通りも大渋滞

ただ事ではない雰囲気です。

 

不幸中の幸いとなりますが近隣に燃え移ることもなく

その日中に鎮火されました。

火災の該当場所が古めの建物が多く、

車が一台のみ通れるような狭い路地の為

一歩間違えれば周辺が全て焼けてしまう可能性もありました。

 

後日近所を通る機会があった為

現場を確認致しました。

建物の一部が完全に消失してしまい

建物自体が非常に不安定な状態になっており

いつ崩れるかわからない危険な状態でした。

※現在はすでに解体され更地となっております。

 

火事というのは本当に恐ろしいもので

大切にしていた物は焼けてしまい

今回の火災で2階に住んでいた方が1名亡くなっております。

私の実家も一度焼けかけた経験もあり

炎というのは一度大きくなるともう個人の力では止められない

恐ろしさを改めて実感します。

 

当ブログの方針としては火災を記事にすることは

あまり望ましくないのですが

今回記事にした理由があります。

 

 

成田駅を訪れたことがある方

特に日常で使われている方は

もしかしたら見たことがあるかもしれませんが

 

晴れの日も雨の日もどんなに天候が荒れても毎日

キクさんというおじいちゃんが

リュックを背負ってトングでゴミ拾いをしていました。

 

私自身、よくお見掛けしたので

会うと挨拶はもちろん

毎度数分立ち話をするほどの仲で

見かけるとキクさんおはようございます。

なんて2日に1回はそのやり取りがありました。

トングのカチャカチャ音が駅前に響くと

あ、キクさんいるなぁなんて安堵感を覚えたものです。

 

私のこともとても気にかけて下さり

仕事のことや街のこと

人生や考え方のこと

いろんなお話をしました。

 

ゴミ拾い自体はあくまで善意で行っており

伺うと13年間毎日

暑くても寒くても天気が最悪でも

ずっと続けているとの事

すでにお仕事は引退されておりましたが

なぜ毎日されているのか伺った時に

「私にはこれしかできないから」

そう答えてくださいました。

 

あれはたしか12月6日

夕方駅前を歩いていると

キクさんが時計台付近のベンチで腰をかけておりますが

どこかいつもの笑顔が静かで

見たことが無い服を着ており

靴も新しくなっている

リュックもトングも持っておりません。

夕方見かけること自体がそもそも珍しい。

 

違和感を感じつつ

いつものようにお話をしており

先日の火災を思い出します。

家がそっち方面だったことも思い出し

先日の火災大丈夫でしたか?

と問いかけたところ

 

 

あの焼けたアパートに住んでいたんだ。

 

 

返す言葉を失います。

 

その後お話を続けて下さり

当時

自分も部屋にいたそうでしたが

突然部屋に充満する異臭

そして天井の隙間から黒い煙が下がってきた

その瞬間悟り

まとめていた大切なものを手に取り

すぐ避難したところ

なんとか助かったと

 

服も何もかも全て焼けてしまった

着るものがなくなった為

今着ている服も貰い物

今日は役所でいろんな手続きをしてきたからここにいる

成田に住む場所を失ったので

別の場所に一時的に避難している。

 

殆どの物を失ったが

今こうして生きているし

あらかじめ本当に大切なものはまとめて置いたから助かった 

 

なぜ

神様は毎日徳を積んでいた人間から

何もかも奪ってしまったのだろう。

答えなんか無いのは分かっておりますが

あまりにも悲しく今もキクさんの顔を思い出すと胸が苦しくなります。

 

でもキクさんはその最悪と呼べる状況の中でも

生きていてよかった、生きていればまたやり直せる。

そのように私に言い聞かせてくれ

最後まで笑顔で私に接してくれました。

 

結局私は何もしてあげられなかった。

動揺してしまい連絡先すらも聞くことができないまま

あの日以来キクさんを駅前で見ることがなくなりました。

 

もしこの記事を見ている方で

キクさんの連絡先をご存じの方がいらっしゃれば

お問い合わせフォームからご連絡をいただければ幸いです。

 

心を痛める出来事となり

文章にするのも辛くこれまで書けなかったのですが

毎日献身的に尽くして下さった方がいたこと

その事実を知って頂きたく

今回記事にさせていただきました。

 

まとまりのない文章で申し訳ございません。

本日もありがとうございました。

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