みなさんこんにちは。
時代は変わりましたでしょうか。
成田市民です。
本日は風俗環境浄化重点地区についての解説です。
そもそも何それという方も多いのではないでしょうか。
本日は成田の暗い側面をご紹介致します。
性的な表現がある為、苦手な方はご遠慮ください。
世の中の現実を知りたい方は読み進めていただければと思います。
社会は綺麗なものだけでは構成されていません。
思惑や欲が複雑に絡み合い今の街の姿を形成しています。

風俗環境浄化重点地区とは
違法風俗・客引き・有害広告などが起こりやすい繁華街を、警察・防犯団体が重点的に監視・浄化活動する区域です。
現在このエリアでは成田市花崎町、馬橋、富里市日吉台1~6丁目までが指定されています。
この重々しい風俗環境浄化重点地区という名前は千葉県で使われているものとなり
全国的にも同じような活動をしているようですが名称は異なります。
活動の主体は千葉県防犯協会
千葉県で他に指定されているのが
松戸、船橋、銚子、浦安等々です。
なぜ成田が指定されているのか
成田の歴史と街の構造から解説したいと思います。
江戸時代に遡ります。
成田の花崎町エリアは遊郭が存在し花街として発展しました。
これは以前他の記事でも書いたように成田山への参拝後の
精進落としという文化によるものです。
記事はこちらをご参照ください。

簡単に言えばお参りをするまでは精進する必要がありますが
お参り後は好きなものも食べていいし女性にも触れていいよというものです。
江戸から数日掛けて成田まで来て成田詣を済ませ
お参り後は成田山近隣の遊郭で楽しんで帰るのが当時の流れでもありました。
これは成田山に限らず全国的に見られる傾向です。
千葉県には存在した記録はございませんが
流れを汲み取るうえで重要な出来事として戦後のお話をします。
人によっては不快な内容になってしまうため、読まれる際はご注意ください。
ただ、これも日本で起こった事実です。
戦前までは日本では売春は合法でした。
遊郭文化が残り公娼制度として国が管理をしておりましたが
第二次世界大戦後で日本が敗北
GHQが日本を占領し多くの兵士が日本に進駐することになりました。
その時に政府が特殊慰安施設協会(通称RAA)というものを1945年に設立。
政府公認の売春のシステムです。
政府が今でいう風俗店を作りそこで在留する兵士向けに性サービスを提供する。
これには占領軍による一般女性への強姦などの性犯罪を防ぐための目的がありました。
事実上支配されている環境で兵士による性暴力が蔓延する可能性があるからです。
どこかに性欲のはけ口を設置しないと一般人への性犯罪が起こりえる
事実、ヨーロッパでの戦場で米兵による強姦が多発した過去があり
沖縄戦でも米軍上陸後、一般女性への強姦が多発しています。
戦争は何もかも全て常識を変えてしまい
生きるか死ぬかの極限の環境下で人間を時に獣に変えてしまいます。
ただ問題だったのが募集で集まった女性の多くが生活困窮者であり
弱い立場の人たちを政府ぐるみで性産業へ従事させたという事実について
米国内世論や道徳的批判、性病蔓延の問題を受けて翌年の1946年には
特殊慰安施設協会(RAA)は閉鎖されています。
話が少しそれましたが上記は政府主導の性産業となり
民間でも性産業がなくなることはありません。
売春売春を伴う営業は戦後『特殊飲食店営業』として存在しました。
このようなサービスを提供するエリアが赤線と呼ばれるようになります。
売春防止法が制定される1958年まで成田含む全国の風俗街エリアで売春行為を含む性サービスが提供されてきました。
そして1958年に売春禁止法が制定
性交を伴う性サービスが提供されています。
直接的な表現になりますが具体的に何がNGかというと挿入行為があるか無いかになります。

戦後からも時間が経過し
現代にも舗型風俗やデリバリーヘルス等の性サービスがございますが
挿入行為は建前上NGになっています。
売春防止法に該当するからです。
現代の日本では挿入行為を伴わない性サービスは禁止されていないという法律です。
今は公式では1件も存在しないかと思いますが
成田駅付近も風俗店が存在したことが事実です。
設置されている風俗環境浄化重点地区の看板も恐らく
70年代後半~80年代頃に設置されたのではないかと予測します。
ちょうど空港の開港時期と被りますね。
成田はこれまでのイメージを変えたかったのかもしれません。
今では成田も大きく変わり平和になりました。
風俗環境浄化重点地区の看板もいい意味で意味をなさない物になったのではないでしょうか。
そもそも防犯協会が新道を見回りしている姿を見たことがありません。
時代と共に街の構造は変わっていきます。
今回は成田の街中で見かける
風俗環境浄化重点地区という名前についての解説となりました。
本日もありがとうございました。

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